フィギュアは、大切に飾っていても、時間とともに汚れてしまうものです。
汚れは、フィギュアの見た目や品質に影響するだけでなく、あなたの気分も下げてしまます。
そこで、今回は、フィギュアコレクターの私がフィギュアの汚れの種類と落とし方について、詳しくご紹介します。
フィギュアのお手入れは、難しくありません。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ホコリ
フィギュアの表面に付着したホコリは、柔らかいブラシや布で軽く払うか、エアダスターで吹き飛ばすことで簡単に除去できます。
ただし、エアダスターは強力な噴射でフィギュアの部品を飛ばしてしまう可能性があるので、注意して使用してください。
私が使っているのはモデルクリーニングブラシです。
ブラシの毛が長く広がっているので広範囲でホコリを払えます。
ブラシの反対には短い毛のブラシもついているので、細かい所に使えます。
静電気防止タイプなので、払ってすぐに静電気でホコリがつく事にイライラにしなくていいのもオススメポイントです。
買って後悔しないアイテムの1つです。
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黒ずみ
フィギュアの表面に付着したホコリや皮脂が酸化して黒ずんでしまうことがあります。
黒ずみは、消しゴムでこすって落とすことができます。
消しゴムは柔らかいものを選び、力を入れすぎないように注意してください。
また、消しゴムカスがフィギュアに残らないように、エアブロアーやクリーニングブラシで払っておきましょう。
タバコのヤニ
タバコを吸っている部屋に飾っていると、フィギュアにヤニが付着して黄ばんだり臭ったりすることがあります。
ヤニは、中性洗剤や無水アルコールを使って拭き取ることができます。
中性洗剤はぬるま湯に溶かして柔らかい布に含ませて拭きます。
無水アルコールは綿棒につけて拭きます。拭き取った後は、水拭きして乾かしておきましょう。
色移り
フィギュアの色が他の物に移ったり、他の物の色がフィギュアに移ったりすることがあります。
色移りは、消しゴムやメラミンスポンジを使って落とすことができます。
軽い色移りは消しゴムで取れることがありますので、まずは消しゴムから試すのがフィギュアを傷つけにくいです。
取れなかった場合はメラミンスポンジでこすり取ります。
メラミンスポンジは小さくちぎってピンセットでつまんで使うのがおすすめです。
ピンポイントで色移りした部分を狙って処理しやすくなります。
塗料のハネやはみ出し
フィギュアを自分で塗装したときに、塗料がハネたりはみ出したりすることがあります。
塗料のハネやはみ出しは、除去液や塗料溶剤を使って落とすことができます。
おすすめはホビー用ペイントリムーバーです。
除去液や塗料溶剤は綿棒につけて拭きます。
ラッカー溶剤などの強力な溶剤はフィギュア本体まで溶かしてしまう可能性があるので使用はおすすめしません。
ベタベタした汚れ
フィギュアは長く飾っていると、ベタベタしてしまうことがあります。
フィギュアの素材はPVCというプラスチックでできていますが、このPVCには可塑剤(かそざい)という成分が入っています。
しかし、この可塑剤は時間がたつとPVCから出てきてしまいます。
特に、空気がこもっているところに置いてあると、可塑剤が蒸発しないでフィギュアの表面に残ってしまいます。
そのせいで、フィギュアがベタベタしたり、ほこりや埃がくっついたりするのです。
洗う方法はとても簡単です。中性洗剤や重曹を使うだけです。
重曹を使う場合は、水に重曹を溶かします。重曹の量は2Lあたり大さじ2杯です。
中性洗剤を使う場合は、軽く薄めた台所用洗剤などの中性洗剤をバケツに用意します。
この水にフィギュアを入れて半日くらい待ちます。
付けおき後は、そのバケツの中で指や柔らかい筆で優しく洗ってください。
温水は使わないでください。温水だと可塑剤がさらに出やすくなってしまうようです。
私が最近使ってるのは重曹の激落ちくん 泡スプレーです。
泡がフィギュアにまとわりつくのが良いです。
私の経験では20分くらい放置し、手で洗ってを2~3回でべたべたが落ちます。
どちらの方法でも、フィギュアを洗った後はしっかり乾かしてください。
乾かさないとカビの原因になります。
ベタベタの予防方法も説明します。
フィギュアは長く飾っていると、ベタベタしてしまうことがあります。
フィギュアの素材はPVCというプラスチックでできていますが、このPVCには可塑剤(かそざい)という成分が入っています。
しかし、この可塑剤は時間がたつとPVCから出てきてしまいます。
特に、空気がこもっているところに置いてあると、可塑剤が蒸発しないでフィギュアの表面に残ってしまいます。
そのせいで、フィギュアがベタベタしたり、ほこりや埃がくっついたりするのです。
フィギュアを保管するときは、直射日光や高温多湿の場所を避けてください。
そうすれば、フィギュアのベタベタや汚れを予防できます。
傷や凹み
フィギュアの表面に傷や凹みが付いてしまった場合は、ヤスリやカッターで削ったり、パテや接着剤で埋めたりすることで修復することができます。
ただし、これらの方法は塗装を傷つけたり、剥がしたりする可能性があるので、再塗装する必要があります。
この場合は、私のオススメはリペイントをしてみる事です。
私がリペイントで使ってるのは、水性絵具のアクリルガッシュです。
難しそうに感じるかもしれませんが意外といい感じになるんですよ!
教科書として使った本も紹介しておきますね。
まとめ
フィギュアの汚れの種類と落とし方について、ご紹介しました。フィギュアのお手入れは、汚れが付着する前に定期的に行うことがおすすめです。フィギュアを長く楽しむために、清潔に保ちましょう。
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